震災で使える給付・融資について
2011/03/28
連日地震に関するニュースが流れ、耳にするたびに自然の恐ろしさを感じます。
これだけ科学技術が発達した現代なのに、どうして地震を予知することはできないのでしょう。
そんな中、様々な公的支援制度があるのを知りました。
ほんの一部ですが、震災で使える給付・融資についてご紹介させていただきます。
■生活資金
緊急小口資金・・小口の生活資金を無利子で貸付け(原則10万円以内。最大20万円)
災害弔慰金・・死亡した人の遺族に弔慰金を支給(最大500万円)
災害障害見舞金・・災害による負傷・疾病で精神や身体に著しい障害が出た場合、見舞金を支給
■住宅再建
被災者生活再建支援制度・・災害で生活基盤に著しい被害を受けた世帯に支援金を支給(最大300万円)
災害復旧住宅融資・・被災住宅の補修や住宅購入のため、返済期間最長35年、固定金利の低利融資。
■融資
災害復旧貸付・・災害で被害を受けた中小企業に復旧資金を融資。(限度額1億5000万円。融資後3年間、一定範囲で基準利率から0.9%引き下げ等)
これらの多くは、本人からの申請が必要となります。
これだけで被害を受けた方が元の生活に戻れるわけではありませんが、このような制度を利用することによって、少しずつでも今の状況が良い方向へ向かうことを心から願っています。
審理テクニカル部 吉田