はやぶさ
2011/05/23
こんにちは。クライアントサービス部の権田です。
5月15日にドキュメンタリー映画「はやぶさ」を鑑賞しました。
「はやぶさ」とは、2003年5月に宇宙科学研究所によって打ち上げられた、日本初の小惑星探査機です。
その大きさは1m×1.6m×1.1m。
この小さな体に、小惑星イトカワのかけらを必ず持ち帰るという使命を背負い、たった一人で宇宙を60億km、2592日旅したのです。
「はやぶさ」は月以外の天体からサンプルを持ち帰るという偉業を成し遂げ、昨年とても話題になり、その時に私も存在を知りました。
長い旅の途中、通信が途絶え、行方が分からなくなるなど様々な困難に遭いながら、それでもひたすらに地球を目指して航海しました。
そして、イトカワのかけらが入ったカプセルを自分の体から外し、自分は流星となって還ってきたのです。
最後のシーンではあふれる涙を止めることができませんでした。
「はやぶさ」の7年間の軌跡は人生のようで、そのひたむきさに心を打たれました。
忙しい毎日の中で時に困難に遭い、落ち込んだりやり切れない気持ちになったりすることがありますが、そんな時は宙を見上げて「はやぶさ」の事を思い出し、明日への希望につなげたいと思いました。