メロンの葛藤
2011/06/20
私、迷っています・・・。
このスカートはこの値段で本当にお買い得かしら?
このストールはオレンジとブルーとどちらが私に合っているのかしら?
(そもそも、このストールは必要かしら?)
すでにお分かりかと思いますが、近々訪れるバーゲンの一場面です。
本当によく迷います。
(1、2時間くらいは軽く考え込みます…)
迷うとは、どういうことでしょう?
上の例で言えば、
「お買い得かどうか分からない」、「どちらが似合っているか分からない」
結局、迷うということは、何かと比べてという場合がありそうですから、「是が非でもという強い気持ちまではない」のかもしれませんね。
だったら、こんな場合はどうでしょうか?
この家を買おうかしら、やめようかしら?
今、本当に転職すべき?
この人と結婚して本当にいいの?
(AさんとBさん、どっちを選べば幸せになれるのかしら?)
本当は右を選びたいのに左を選ばざるを得ない・・・
もし逆を選んだらいろんなことを犠牲にしないといけなくなる・・・
小さな迷い(失敗してもリスクがないもの)から、人生を左右するくらいの別れ道を前にしての迷いまで、誰しも必ずあることではないでしょうか。
【迷う】
進むべき道や方向が分からなくなる
【悩む】
決めかねたり解決の方法が見出せなかったりして心を痛める。
-大辞泉参照-
悩んでもいいけれど、迷ってはいけない。
よくこういう言葉を聞きますが、みなさんはどう思います?
どちらの選択をしたとしても、「あぁ、これでいいのだ~」と心の底から思えた時、その選択の迷い、悩みから解放されることでしょう。
迷いや悩みが深ければ、それだけいろいろ思考錯誤したということ。人の気持ちに敏感になれたり、より共感力が高まったりするのでしょう。
また、迷いや悩みの深さは、結果的には、自分の気持ちを強くさせたり、確固たるものにさせたりします。
迷いや悩みは、人を熟成させるための一つの大事な「ツール」かもしれません。
バーゲンの話から、なんだか随分飛躍してしまいましたが、日々、迷い、悩み葛藤することは、人間の成長には必要なことかもしれませんね。
今日買ってきたメロン(今日は特別♪父の日のプレゼントに。)に刻まれた網目を見ながら、何だか、迷い葛藤する人の「脳」みたいに見えてきて・・・。細かく深く刻まれたメロンの網目を見ると、おやおや、このメロンさんも葛藤して、見事に熟し、今日の食べごろを迎えたのかもしれませんね。
メロンを見習いながら(?)有難く、いただくことにします♪
クライアントサービス部 荒巻