夏の風物詩
2024/07/30
夏の風物詩
毎日暑い日々が続いていますね。
今年の梅雨は、梅雨入りが遅かった為平年よりも10日ほど短い梅雨だったそうですが、
梅雨明けが遅くなることもそれほどなく、、、今年も暑い夏がやってきました。
夏の風物詩といえば、花火やスイカ、かき氷など…沢山思いつきますが
皆さんにとって夏の風物詩といえば何が思い浮かびますか?
梅雨が明けそうな頃に、家の近くの神社まで夜散歩をしに行ったところ
神社のすぐそばの道に、なにやらてくてく歩いている茶色い虫が私の目に留まりました。
よく見てみるとそれは土から地上に出てきたセミの幼虫でした。
セミの抜け殻を見ることはあったのですが、セミの幼虫が動いている様子を見たことがなかった
ので私的にはとても嬉しかったです。
幼虫は道を歩いて道路に向かおうとしていたので、神社にある木に戻してあげました。
そして神社の木を見ていると、違うセミがちょうど羽化している最中でした。これはと思いおもわず写真
を撮ってしまいました。羽化したてのセミは体が透き通っているのが分かります。
羽化が行われるのは、外敵から狙われるのを避けて夕暮れの後暗くなった時間帯に行われるそうです。
2~3時間かけて羽化したセミは成虫になって「ミーンミーン」と鳴いて私達に夏の訪れを感じさせて
くれているんですね。
そんなセミの一生は短いとよく聞きますが、これを機に調べてみたところ
セミの一生は7年7日程度で、幼虫7年+成虫7日だそうです。
こんなにも幼虫の期間が長いのは初めて知りました。
7年もの長い歳月を土の中で過ごしたセミがやっと成虫になっている瞬間が見れて
今年はとてもいい夏の始まりだなと思いました。
なんだか長くなってしまいましたが、今年の夏もとても暑いようなので
皆さん熱中症に気をつけてお過ごし下さい。
クライアントサービス部 小野