無意識に使うカラーコピーを見直すだけで1回3万円近くの経費削減ができる!
2011/04/28
オフィスの日常に欠かせないものとしてコピーが挙げられます。
今ではごく当たり前になったカラーコピーですが、白黒コピーとのコストは約10倍の開きがあるのをご存知ですか?
社員が無意識にとっているカラーコピーを見直すだけで、実はかなりの金額の経費削減が期待できるのです。
オフィスの日常的な例を挙げて検証
コピーのコストは、用紙の代金よりもコピー機のカウンター料金のほうがかかります。
したがって、ミスコピーの裏紙をリサイクルするよりも、コピーの枚数そのものを減らすほうが、経費削減効果があるのです。
白黒コピーの場合、1枚当たりのカウンター料金はだいたい2~6円程度。
対してカラーコピーは1枚15~40円。
約10倍ものコストがかかっています。
オフィスの日常的な例を挙げて検証します。
・ 社内研修で使うレジュメ(1セット40枚)を25人分コピーすることに
・ 1枚当たりのカウンター料金は白黒3円、カラー30円
カラーコピーの場合:30円×40枚×25人=30,000円
白黒コピーの場合:3円×40枚×25人=3,000円
単純に10倍、金額にすると3万円近くの差がつきます。
もし、白黒コピーでとるところを間違って1セットをカラーコピーでとってしまった場合、それだけで30円×40枚=1,200円の損失になります。
また、カラーコピーを5人分余計にとってしまった場合、コストが1,200円×5=6,000円上 乗せされるのです。
コピーは日常的に繰り返されるもので、人数分のコピーといった「掛け算要素」が強いです。
コスト意識が薄い社員が何人もいると、それだけ無駄なコストがかさんでしまいます。
「社内で使う資料や印刷物は白黒コピーで済ます」「コピーの枚数自体を減らす」といったコスト意識の徹底が、今後の企業経営には求められます。
まずは経営者自らが範を示して号令をかけてみることをおすすめします。