景気の悪い今、どの企業でも売上アップに力を注いでいます。
さまざまな経営努力を行うなかで、経営コンサルタントを招き入れ業績を回復させようとしている企業もあるでしょう。
でもちょっと待った。
外部のコンサルタントに高額な費用を投じる前に、ひょっとすると身近にもっと優れたコンサルタントがいるかもしれません。
お客様は最高の経営コンサルタント
自社の顧客は誰よりも優秀な経営コンサルタントです。
コンサルティングを行うためには顧客心理を分析し、自社の改善を行う必要があります。
その「顧客心理」を誰よりも理解しているのは誰でしょう。そう考えればご納得いただけるのではないでしょうか。
ただし、その優秀なコンサルタントは耳触りの良い言葉で自社の経営を改善してはくれません。
その改善提案は主に「クレーム」や「悪評」となって届きます。これらはたいてい、面倒でややこしいトラブルを引き起こす厄介なものです。
しかし、ここにこそ改善のヒントは隠されています。
お客様に「どうやって買ってもらうか」もひとつの考え方ですが、裏の側面でもある「どうして買ってくださらなかったのか」を考えることで見えてくるヒントがあります。
その手がかりになるのが「クレーム」であり「悪評」であるといえます。
高額な経営コンサルタントを招き入れる前に、お客様の声に耳を傾けてみてはいかがでしょう。